ホームページ制作をしていると、「とにかくオシャレにして欲しいです」「競合とは違った斬新なデザインが良いです」というお客様がいらっしゃいます。
結論から言うと、僕はオシャレなデザインは不要だと考えています。
むしろ特別な理由もなくオシャレなデザインにすることによるデメリットの方が大きいとすら思っています。
今回はホームページにオシャレさ・斬新さが不要な理由を解説します。
この記事を読むことで本当の意味で役にたつホームページを作ることができ流ようになります。
ぜひ参考にしてください。
この記事の著者

WEB制作フリーランス
室田トモキ
Murota Tomoki
詳しいプロフィール
- ブログ歴9年
- ホームページ制作歴5年
- 最大月間30万PV更新
- 50個以上のホームページを作成

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ホームページは何のために存在する?

ホームページにオシャレさが必要ない理由を解説する前に、そもそもホームページは何のために存在するのか考えてみましょう。
ホームページの存在意義は「会社視点」「ユーザー視点」の2つに分けられます。
それぞれ解説します。
会社視点のホームページの存在意義
会社視点(ホームページを運用する側)では、ホームページは利益獲得のために存在しています。
具体的なホームページの目的は、以下のものが考えられますね。
- 商品を購入してもらう
- 会社を知ってもらう
会社視点では、ホームページは利益を上げるための戦略の一つということです。
ユーザー視点のホームページの存在意義
ユーザー視点では、ホームページは情報を得るために存在しています。
情報とは以下のものが考えられます。
- あなたの会社のサービスの詳細
- 会社概要
- 会社が持つノウハウ、知識
ユーザーはホームページに訪れたら、一目散に目的の情報を探します。
ホームページにオシャレさが不要な理由

ホームページの存在意義は、会社視点では「利益獲得」、ユーザー視点では「情報取得」です。
つまり、ホームページがオシャレかどうかは全く関係ありません。
いくらホームページがオシャレだろうが、利益を出さなければ意味がありませんし、求められた情報を提供できなければゴミになります。
特にユーザーはホームページのオシャレさは全く気にとめておらず、「とにかく求めている情報をくれ!」と考えています。
ホームページをオシャレにするデメリット

そんなことは言ってもホームページはオシャレにしたい!という人もいるでしょう。
実はホームページをオシャレにするとデメリットも発生するのです。
- 維持コストが高くなる
- 客を取りこぼす可能性がある
- 集客効果が落ちる
それぞれ解説します。
維持コストが高くなる
ホームページをオシャレにすると維持コストが高くなります。
なぜならオシャレなホームページであるほど、トレンドに流されやすいからです。
流行を取り入れたホームページは確かにオシャレかもしれませんが、流行は数年おきに変化します。
流行が過ぎると、オシャレさは反転して「古臭さ」に繋がります。
オシャレさをキープするためには、常に流行を追い続けてデザインのリニューアルをかける必要があるのです。
リニューアルにはお金がかかりますし、その度に様々な移行コストもかかります。
つまりオシャレなホームページは維持コストが高くなるのです。
客を取りこぼす可能性がある
オシャレさを先行させ過ぎると、ユーザーにとって使いづらいホームページになる可能性が高まります。
今までにない斬新なデザインのホームページは確かに面白いと思います。
しかし、そのホームページが使いやすいかはまた別の話です。
- ボタンかと思って押したらボタンではなかった
- 斬新なデザインすぎてメニューボタンを探すのに時間がかかった
このような経験は誰でも一度はあるのではないでしょうか。
先ほども言ったように、ホームページに訪れるユーザーは情報を求めてやってきます。
そんな中で、情報とは別の部分でイライラさせると悪い印象を与えますし、最悪の場合はホームページから離脱される恐れもあります。
オシャレなデザインのせいで本来の目的を果たせないのであれば、最初からシンプルなホームページの方がマシです。
集客効果が落ちる
オシャレさを求めると集客効果が落ちることも考えられます。
なぜなら、オシャレさに注力すると本来多く時間をかけるべき作業に時間をかけづらくなるからです。
効果のあるホームページ制作には、リサーチやサイト構成の検討に多くの時間がかかります。
しかし、オシャレなデザインに凝り過ぎると、これらの作業に割り当てられる時間が減ってしまいます。
結果として、集客力が落ちたり、効果の薄いホームページになることでしょう。
オシャレさのために集客効果が落ちてしまっては本末転倒ですよね。
ホームページにデザインは不要なのか?

オシャレが不要なら、ホームページのデザインは適当でも良いのでしょうか?
もちろん、そんなわけはありません。
ユーザーの目的をいかにスムーズに達成させ満足させるためにはデザインの力が必要です。
- ストレスなく読み進められる文章デザイン
- 誰でも迷わない定番のメニューデザイン
- 理解を助けるイラストや写真
このように、奇抜なことをしなくても、ユーザーに寄り添ってできるデザインはたくさんあります。
デザインはあくまでもユーザーのためであることを前提とした上で、ホームページを作ってもらえればと思います。
デザインは外見だけではない
また、デザインは外見を変えることだけではありません。
ホームページのサイト構成もある意味「デザイン」と言えるでしょう。
ユーザーはどのような心理と行動でホームページを回遊するのかを考えて構成に落とし込みます。
この構成を考えることがホームページデザインの最重要な仕事と言えます。
- オシャレだけど、構成を考えていないホームページ
- 普通のデザインだけど、構成をしっかりと考えたホームページ
では、ホームページから得られる成果は何倍も変わってきます。
「ホームページから売上が発生しなくても大丈夫!オシャレなホームページで自己満足したい!」という人以外は、ホームページの外見よりも構成に力を注ぐべきです。
まとめ:ホームページにオシャレさは不要です
以上、今回はホームページにはオシャレさは不要というお話をしました。
これからホームページの自作を考えている人も、外注を考えている人も、ぜひ今回の内容を活かしてもらえればと思います。
時間をかけるべきはオシャレな外見ではなく、ユーザーのためのデザインとサイトの構成です。
あなたのホームページが高い効果を上げられることを願っております。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ムロタプロダクトでは、構成を重要視した「集客できるホームページ制作」を得意としています。
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